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2004年08月23日
この夏の「ガンガン」 報告1
[感想]
行ってきました! 「世紀の祭典 万国博覧会の美術」!
7/26にこの夏にどうしても行きたいコンテンツとして…
7/26 「この夏のガンガン」
「万博」が好きとか、そういうコトではなく(笑)、単にアレクサンドル・カバネルの「ヴィーナスの誕生」が見たいというだけなんだけど(笑)。
この「ヴィーナス」のハンパないエロさに、文豪ゾラも「まるで甘美な娼婦のようである。たまらんです!」と言ったとか言わないとか。でも、本当にこのエロティックな感動は比類ない高みにあると思う。ふだんはパリのオルセー美術館じゃないと見られないんだから。行かないと~!
と、書いてた、アレですわ。
結論から先に言うと、カバネルのヴィーナスのエロさも相当でしたが、この展覧会全体がひじょーに刺激的で、めちゃくちゃ面白かったです! 上野くんだりまで足を運んで、1,300円(一般)払う価値のあるエキシビションであることは間違いないし、大袈裟なことを言うようですが、ここまでワクワクする展覧会も珍しいですよ。
今週日曜日まで開催しているので、東京近郊で「まだ」の方は週末に行くべし!
10/5-11/28には[大阪展]大阪市立美術館、来年1/5-3/6には[名古屋展]名古屋市博物館に巡回するそう。お近くの方は楽しみにして待つべし! です。
で、なにが面白かったかというと…
この展覧会は「19世紀に開催された万博に出展された美術品」を
<第1部>日本の美術品・工芸品
<第2部>西洋の美術品
という構成で見せているのですが(そして、お目当ての「ヴィーナス」は第2部にあったのですが)、第1部が、んもおおおお、まじっスか? な展示品ばかり。
とくに! 江戸~明治時代に作られたという日本の工芸品がものすごくいい!
当時、日本の美術&工芸美術のレベル高を自慢したくて、パリやウィーン、シカゴなど海外の万博にわざわざ出展されたモノたちですから、「いいに決ってるでしょ」なのですが、ちょこっと想像する「古美術・工芸品」の域を完全に越えていたわけです。
たとえて言うならば鉄の置物に「江戸の海洋堂さん」を発見したり、「士郎正宗」を明治時代の鉢に見つけたり…といった具合。しかも、それらの多くは陶器、漆器、石や金属の細工。おそらくは、アーティストの作品ではなく、職人さんたちの作品なのですよ。



展覧会場に入った最初は、
「うわ、日本の工芸? 渋すぎ! オイラのヴィーナスはどこよ?」
美しさを過去という時代に削ぎ落としてしまったおばちゃんたちに挟まれながら
「蒔絵っすか? 漆器ってもねぇ?」
なんて態度で足早に眺めていたのが…
「うっわ! これ、すごっ!」となり、
「わああ、キレイっすねー」となり…しまいには
「この技術って、きちんと今の日本のどこかに残っているんだろうか?(残ってるといいなあ)」
「このセンスやユーモアって、どこから来たて、誰に引き継がれているんだ?」
「えええええ、ありえな~い、この細かさ!!! この繊細さ!!!!!」
と、ひたすら感動。
久しぶりに頭をガツーンと殴られたような衝撃がありました。
「万博は文化のオリンピックなり! ニッポン万歳!」と叫びたくなりましたから。
北島の泳ぎに感動したように、野口の走りにグッときたように、
「すげえや、昔のニッポンの職人たち!」
と、ドドーンと来ます。あんたも! きっと!!!
そして、もーちろん、「ヴィーナスの誕生」
は、しっかりナマで見てきましたよ。
…なのですが、そのお話はまた今度にしますね。
あ~、エロティックってのは、本当、素晴らしい。
それではまた!
Posted by Johane at 2004年08月23日 13:51
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早速TBありがとうございます。またよろしくお願いします!
Posted by: 7ntrdbl at 2004年09月27日 02:57