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2006年04月08日

「東京タワー」に大いに泣く

[弱音]

リリーフランキーさんの「東京タワー」読了。

ウワサには聞いていたが、まさかここまで泣かせる本だとは知らなかった。
弱音がちなオイラなので、わりと涙もろく、
映画やドラマなんかでも潤んでしまうことはよくある。
とは言え、男の子。
ぽろぽろ泣いてしまうようなことは稀である。

しかし、コレ、声を出して、わんわん泣いちゃうね。


「誰かから誰かへの深い愛情を目の当たりにすると、見ている者も感動してしまう」

…というのは、結婚情報誌の編集時代に見つけた法則だ。
本当に感動的な結婚式とは、「新郎・新婦が、ほんとうに周囲の人に愛されていたのだなあ」と、参加者みんなが感じられる結婚式なのだ。

「東京タワー」が感動的なのも、それと同じところに根っこがあると思う。
おかんに溺愛され続けて育ったたリリーさん。
そして、リリーさんに愛され、リリーさんの友達みんなからも愛された、おかん。
愛情のキャッチボールが、もう、これでもかというほど濃く、強く紙の上で交わされている。
泣けないわけがないのだ。


実は、その結婚情報誌の編集時代にリリーさんにお仕事を依頼したことがある。
なぜかリリーさんのご指定で、歌舞伎町のど真ん中の、風俗店に囲まれた白亜の喫茶店で待ち合わせをして1時間半ほど打ち合わせをした。
もう10年も昔の話なのでうろ覚えだが、方南町に住んでいたことがあるという話(ぼくは当時、方南町に住んでいた)、そのときは笹塚のボウリング場のビルに住んでいること、音がめちゃくちゃうるさい…とかなんとか、伺った記憶がある。
そして、リリーさんの、ちょっといたずらっぽい表情やおしゃべりに、すっかり癒された気分になった。
きっとあの頃は「おかん」との生活を始めた頃だったんじゃないかな。

すっかり、すっかり、時間は経ってしまっていた。
オイラには、その時間の経過も、なんだかとっても悲しいのだ。

Posted by Johane at 2006年04月08日 01:39

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