2009年02月17日
読者が答えを知っている
メディアをつくる上で、大切なこと。
企画とコンテンツを読者に「トップダウン」で提供するスタイルは続かないし、人気も持続しません。
作り手側がすべきなのは、読者から声を吸い上げ、それをベースに企画とコンテンツをつくるしくみづくり。
「それをベースに」というところが味噌で、愚直に読者のリクエストを聞いてもダメなもんです。
メディア通じて、作り手と読者がコミュニケーションしていると、そのうちに「コックリさん」みたいに企画が走り出す。
だいたい、そういうのは人気企画になります。
いまWebやモバイルを使って、個人や企業がメディアを持つことのできる環境ができました。
でも、メディアを作るコツ、メディアを発展させてゆくコツを知らず、「あれれ?」となるケースが少なくないようです。
メディアプロデュースの核は、作り手と読者の「気」の循環のしくみづくり。
これ、本当です。
Posted by Johane at 01:32 | Comments (1) | TrackBack (0)
2008年12月06日
メディアを軽んじると、お客は離れる
ちょっと笑えるというか、呆れたお話です。
昨日、近所にY電機の大型店ができました。
前日の新聞に入った折り込みチラシも大型で、B3サイズの冊子型8ページ。
表紙には
「でっかくOPEN!」
「とことん値切ってください」
の文字が並んでいます。
オープン当日の朝、妻が、友達とふたりで出かけました。
「とことん値切ってください、って、いい姿勢よねー!」
この不景気の嵐が吹き荒れる中、そういうメッセージに、みんな敏感です。
ところが…
お店に入って、欲しい商品を手にして、いざ値切ってみると…
店員 「あ、値引きはできないんですよ」
妻 「はぁ?」
店員 「すみません、うち、底値でお出ししてますので…」
妻 「じゃ、チラシに、"とことん値切ってください"って書いてあるのは、あれ、なんなの?」
友人 「そや、そや。おかしいやん」
店員 「え、あ、…そ、そうですか。ちょっと待って下さい。聞いてきますので」
(店の奥に消えてゆく)
店員 (店の奥から出てきて)
「やっぱ、無理なんですよ。すみません」
妻 「はあ~? なんじゃ、それ?」
妻は、もう二度とあんな店に行くものか、と鼻息荒げてます。
「きじも鳴かずば撃たれまいに」
の諺が正しいのかどうかわかりませんが、この電器店さん、「値切ってください」と書いたばかりにお客の反感を買ってるわけです。
では、どうすればよかったか?
「値切ってください」と言われれば、値切りますよね(笑)。
できないのなら、最初からそんなこと書かなければいい。
代わりに
「うちはすべて底値で勝負です!」とか
「他店より高いものがあったら言ってください」とか
書きようはあったはず。
しかしお客さんに行動を促進する提案っていうのは大事です。
「うちは底値で勝負です」なんて自己紹介しても、誰も振り向きません。
「お客さん、○○してください」
という提案は、インパクトあります。
「来て見て、ぜひ、地域の底値をお確かめ下さい!」とかにしたらどうなのかな?
いずれにせよ、チラシの内容や提案を店員が知らない、意図を理解していないというのは大問題。
「チラシは本部のチラシ制作部署と代理店が勝手にやってるから」
みたいな言いわけするのかもしれない。
ずっとずっと、言いわけしてたらいいんじゃないでしょうか。
お客さんはそういう「ダメさ加減」には敏感ですよ。
メディアは、企業の、店の「コトバ」です。
自分のコトバをいい加減に使ったり、誰かのせいにしたりする人はダメだと思います。
つまり、メディアを軽んじると、お客は離れる、というわけです。
これ、でも、全部の企業の、ぜんぶのメディアで言える話です。
Posted by Johane at 17:51 | Comments (0) | TrackBack (0)