2009年02月15日
走る。誰のために走るのか?
朝、ジョギングをしてみました。
ものすごく久しぶり。
半年くらい走ってなかったのに、ちょっとした気分で。
家の近くの公園は緑道になっていて、日曜日の朝は犬の散歩をするひととジョギングをする人たちでいっぱいです。
走ってみて感じるのは、それぞれの人の走り方に個性があるもんなんだなー、ということ。
中には「すげ、かっこいい!」と、おもわず目を奪われる人もいます。
(今日は、中年というよりは壮年の社長風のおじさんがカッコよかった。背筋を伸ばし、きれいなフォームで、ものすごく速い)
もしかすると、走り方って、その人そのものを見せてるのかもしれません。
その人そのもの、つまり…その人の人生のスタイルが垣間見られるのかもしれません。
そんな風に思ったのは…
週末、仕事でおつきあいのある方との飲みの席で聞いた話が原因。
その方が、とある有名アスリートさんとお食事をしたときに聞いた、というお話です。
その有名アスリートは、世界大会で入賞するほどの成績を上げたにも関らず、
あることがきっかけで
「俺はどうして走ってるんだろう?」
と思うようになったのだそう。
一時的にスランプのようになり、苦しんだそうです。
しかし、考えて、考えて、考えた挙句、
「そうか、俺は、この走るという楽しみを世界のみんなに伝えるために走るんだ」
と気づき、それからさらに成果を出せるようになったのだとか。
また、自分のためだけではなく、楽しみを伝えるという活動に時間を割くようになったそうです。
で、自分のジョギングの話。
たぶん、メタボリックを治す、とか、ダイエットするために、とか
「自分のために」走っているひともきっと多いんでしょう。
でも、きっと、そういう理由で走り始めた人は(わたしもそのはしくれだけど・笑)、
どこかで走る目的を見失ったり、あるいは、走れない理由を作ったりして
走ることをすっぽかしてしまうことも簡単。
約束する相手が自分しかいないから。
「自分に甘いだけじゃん」?
そう。そうなの。間違いない。
その甘さをどうやったら克服できるかがポイントなんです。
たとえば、
「自分と、誰かのために」走るという目標を持ったら、どうなんでしょう?
単に、自分が走るだけじゃない、意味を見つけると続くのかもしれない。
たとえば、友達と一緒に走ると決めたら、自分だけやめるわけにはいきませんね。
たとえば、自分の体力に部下や取引先の人生がかかっていると思える人…
たとえば社長さんなんかは、そう思ってみたらどうなんでしょう。
(今日の、あの、おじさんの走りは、そういうものを漂わせていたなあ)
自分が走ることで、自分だけじゃなくて、誰かにもいいことがある、と考える。
そんなこと、いままで思ってもみなかったけど、意外と大事なのかもしれません。
なにせ、世界的なアスリートも、そう感じることで強くなったらしいから。。。。
「走る」を「生きる」に変えても、けっこう筋が通るところが面白いと思います。
…なんて本日、たまたま見つけたブログパーツが「Green Road Project」。
auのスポーツケータイサービスRun&Walkの利用者が走った距離に応じて
植物の種を買うためのお金をauが支払う、というキャンペーン。
街を緑にするために、あなたも走ってみない?
ってわけですね。
ブログのトップページに仕掛けてみました。
面白~い。
Posted by Johane at 23:48 | Comments (0) | TrackBack (0)
2006年03月18日
「東京ガールズコレクション」 レポート
代々木第一体育館のアリーナから1階観客席を見上げると、すり鉢のような曲面に沿って女のコたちの顔が並んでいた。

ステージを眺めている彼女たちの表情はまるで講義を聴いているよう。
紙芝居に熱中する幼稚園児に似た真剣なまなざしでステージの上のモデルの動きを追っている。
お気に入りのモデルが登場すると、ぱっと笑ったり手を振ったりするのだが、またすぐに真顔になる。
こんなにも、熱心に、食い入るように、見るコンテンツって、ほかにどんなのがあるだろう?
「ファッション」は、女のコたちにとって特別な存在なのだ。
なによりも大きな影響力を持ってる。
そんなの、誰もが知っている。
でも、その「特別な」存在に注がれる熱をモロに肌で感じると、動かされますねー。
Tokyo Girl's Collection(=TGC) 06SS、一言で言うと…なんて言うの?
その息詰まるピュアさに、感動したああああ!
ご一緒させていただいたのは「成功するケータイ通販」共著の吉田姐さんと、dengenプロデューサーの原さん。
おふたりとも、ファッション+ケータイが絡むお仕事をされていて、オイラはそれぞれご一緒させていただいた関係。
そして、その3人で向かったTGCはまさに、ファッション+ケータイの雄、ゼイヴェル社が主催しているイベントで、しかもメインプロデューサーを勤めるNさんは、以前オイラが勤めてた会社(やっぱりファッション+ケータイの会社)時代に一緒にイベントプロデュースしていた同僚なのである。
すんごいシンクロニシティ!
イベントの熱にすっかり酔わされながら、イベントと連動するケータイECの運営方法などを「なるほど」と感心したりしながら1ステージだけ見て帰りました。
CanCamやJJの専属モデルちゃんたちも、まあ、たしかに悪くなかったけど、誰がサイコーって、ぼくのジェシカ(爆)!
もう、あの、ウォーキングの美しさときたら、どうですか?
久しぶりにひざまづきたくなる衝動に駆られたね。
しかし、いっつもいつも水着ってのはどうなのよ?
もちろんキライじゃないけど、洋服のジェシカが見たいなあ。被り物のジェシカが…ああ(笑
後日談。
3/17の夕方、春の東京コレクション関連のシンポジウムイベント
「Japan Fashion Week シンポジウム 世界が見る日本-Cool Japanのファッションと文化-」
に参加してきたのだが、ここでもTGCが話題になっていた。
▼インターナショナル・ヘラルド・トリビューン紙
ファッションエディターのスージー・メンケス女史said;
「先週、Tokyo Girl's Collectionというイベントが開催されたと伺いました。なんですか…2~3万人の女のコたちが集まって、そこではインターネットやモバイルで洋服を買えるファッションショーだったと聞いています。
これら、インターネットの通販は実は大変なことでもあります。数年後、銀座のブランドショップは存続してゆけるのでしょうか?」
▼それを聞いていたギャラリーから、
浜野総合研究所の浜野安宏氏(最近、渋谷Q-AXシネマをプロデュース)が挙手して曰く
「いや、メンケスさん、TGC、見に来られなかったのは残念でした。
わたしは感動しました。女のコたちが2万人もお金払って見に来ているんですよ。
日本のストリートファッションについてはどう思われます?」
なんてやりとりも。。。
(浜野さんのHP見たら、しっかりもえちゃんとのツーショット写真もあるじゃないですか(笑))
もはや、TGCは単なるファッションイベントじゃなくなりました。
オイラはそう思いました! たぶん、浜野さんのおっしゃるのもそういう文脈。
もう、「日本のリアルクローズファッションをテーマにした、文化エギジビション」なんです!
くは~! カッコええなあ。
おっちゃんも…混ぜて(笑
Posted by Johane at 23:24 | Comments (0) | TrackBack (0)
2005年11月14日
dengenイベントレポート
ファッションイベント「dengen」の本番!
(公式ページはこちらでやんす)
結論から先に言うと、イベントは大成功。
めちゃくちゃ寒い中、足を運んでいただいた皆さんに感謝。
そして参加したスタッフ・ボランティアの皆さん、お疲れ様でした! (オイラも・笑)
翌日が内親王・清子様の結婚式ということもあって、(報道がそちらに集中してしまうために)「パブリシティには載りにくいか?」 というウワサもあったのですが、結果的には翌日の大手新聞にもいくつか取り上げられていたらしく、記事をご覧になった方も多いかも?
昨年のコモン・スレッズ以上に、「文化的意義」の色彩の濃い、イベントになっていたと思いました。
この大プロジェクトを仕切った原さんにあらためて拍手!
あと、当日集まってくれた学生ボランティアさんたちにも拍手!
なにがなんだかわからない場で(笑)、しかもめちゃくちゃ寒い中、よくがんばってくれました。
若者たちのまっすぐながんばりは尊い。けっこう感動しました。
(オイラのことはきっと、ぶらぶらしているオッサンと思われていたにちがいない・笑)
Posted by Johane at 23:46 | Comments (0) | TrackBack (0)
2005年10月01日
「愛ルケ」<妄想>編集部譚
<前回までのあらすじ>
作家の渡辺淳一先生(72)が日経新聞で連載中の小説「愛の流刑地」(通称「愛ルケ」)は、主人公である作家の村尾菊治(55)と人妻・入江冬香(37)の恋愛小説である。しかし描写のあまりの淫らさから「不快極まりない」、「青少年への悪影響は?」、「むしろ、スポーツ紙の風俗小説以下」、「女性蔑視表現が尋常ではない」、「この連載がある間は日経の購読を中止する!」などの謗りや抗議の声が多数上がる。またインターネット上では「愛ルケ」にツッコミを入れるサイトに人気が集まったり、某大手下着メーカー社長が「楽しみにしている」とブログで書いたために不買騒ぎ→謝罪→ブログ廃止になったりと、様々な話題を振りまいてきた。「意図的な話題づくりだろうが、行き過ぎではないか?」との批判が集まる中、物語は主人公・菊治が「冬香の求めるままに首を絞め、勢いあまって殺してしまう」という、おどろおどろしい展開に。純愛物語の山場、[主人公の、苦難と忍耐]の章に突入となった。当の日経新聞は「失楽園」ブームで実績のある渡辺淳一先生作品だからなのか、粛々と連載を続けている。(「愛ルケ」の<あらすじ>はNIKKEI NETでも見られます)。
(ココから先は妄想)
しかし、日経新聞の「愛ルケ」担当編集は騒動の中、苛立ち、苦しんでいた。
デスク 「えー、なになに? なんだよ、またフェミニズムのおばちゃんか?
「純愛」が聞いて呆れます。 だとよ?
まるで女性を性の玩具同然に扱っておきながら、「それは純愛だから」と言えば
免罪されるとお考えなのでしょうか。
あまりに身勝手で、あまりに虫のいい「純愛」に怒りを禁じえません。
しかも、冬香なる登場人物を主人公が「性愛の高まりゆえに殺した」というくだり
に至っては、怒りを通り過ぎて呆れてしまいました。
物語の中では「ふたりの高まりゆえに」ということになっていますが、
物語を俯瞰して読むならば、作者はこの女性を最初から殺したかったのだと
思わないではいられません。
主人公がこの女性を喪失して感傷に浸るという筋書きのためだけに。
物語を盛り上げるために、不倫相手である冬香には子供を持たせ、
目にするのも憚るような激しい性愛描写をしていたのですね。
いくら物語の中の人物とはいえ、この弄び方は尋常ではありません。
そこに作者の、「女性に対する驕り」「女性に対する蔑視」の姿勢を
しっかりと見て取れます。彼は女性をまともな人間として扱う気がないのでしょう。
幼い子をもつ女性がどれほどの愛情と母性で子供を育てているのかを
きっとご存知ないのだと思います。
子供との触れ合いの中に母としての人生の価値を見出そうと葛藤することもなく
ただ性愛の喜びを見つけてくれたという理由だけで、
男に命を捧げようとした女がいた、という物語なのだとすれば、
少なくとも「純愛」などと表現するのは止めて頂きたい。
人間はそれほど愚かでも、単純でもあるはずがありません。
冬香という女性は、せいぜい
「男の想像の世界の中にだけ存在する、都合のいい女」です。
つまりポルノ写真の中のピンナップガールです。
このように低俗で、人間の尊厳を冒涜するような作品を
懲りもせず連載している貴紙に対して強い憤りを感じます。
即刻、「愛の流刑地」の連載を中止されることを望みます。
人として最低限のモラルを持った作家先生が連載執筆されますことをお祈りいたします。
あっはっは、このおばちゃん、文句つらつら書いてる割には
毎日よく読んでくれてる熱心な読者様じゃねえか。なあ?」
担当 「そうなんですよ。文句書いてる割に、よく読みこんでるなー、って人多いですよね(笑)
けど、なかなか鋭いツッコミじゃないですか?」
デスク 「阿呆。いいじゃねえか。いいカンジに盛り上がってるじゃねえか。
こういう、文句の長文が来るってのは、話題になってる証拠なんだよ。
いいか、おぃ、『抗議』ってのは、決して『評判』の反対語じゃねえんだぃ。
『大抗議』ってのは、『大評判』の親戚なんだよ」
担当 「じゃ、『大評判』の反対語は、ナンなんです?」
デスク 「阿呆! お前、大学でナニ勉強してきたんだよ?
『大評判』の反対語は『無視』って、大政奉還の時代から決まってんだろ。
何の反応もなくなったら、そン時がヤバイ時だ!」
担当 「でも、冬香が死んでからは、今までとちょっと違う投書も増えましたよね。
男性読者から、『どうして殺してしまったんだ!』っていうのが。
大丈夫っすかねえ?
いやココだけの話、ボクも正直、"死にオチ"はちょっとルール違反じゃ?
って思ったんですよね」
デスク 「ばっきゃろ! テメエは編集長か? あン?
先生の作品は先生のモンだろが。俺たちみてえなサラリーマンにはどうすることも
できない"作品"なんだ!
ストーリーに口出しできるなんて、微塵も思うなよ。200年早ぇえ!」
担当 「す、すみませんでした。
冬香が死んで、一番ショックがってたの、デスクですもんね」
デスク 「阿呆。渡辺先生の描く女は、なんとも言えない妖しさと艶があンだろ?
日本男児はナ、齢を重ねるとナ、結局、ああいう女を求めるんだ。
見てろ、お前もそのうち、そこいらのアバズレ姉ちゃん追っかけるのは辟易するぜ。
やっぱり、やまとなでしこに還るってわけだよ。
今のニッポンにはナ、しかし冬香みてぇな女性がいねぇんだ。
渡辺先生は、そういう、日本男児に希望を与えてくれてんだよ。
だから! ほらみてみろ。冬香に元気付けられた社長たちががんばってる!
連載始まってからの日経平均の伸びを見てみろよ!
あン? どうなんだ? ちがうか? えっ…?」
担当 「そ…そうスね。」
(あっちゃー、涙目っすか。デスク!
むしろ、さっきのおばちゃんの手紙の指摘通りだな。。。)
デスク 「…しかし……。しかし、なんだな…」
担当 「えっ?」
デスク 「これナ、……冬香を殺っちまったってのさ、
…実は、菊治の夢オチだった……ってことにはならんだろうかなあ?」
担当 「な…ならねえっス!」
以上、妄想終了。
Posted by Johane at 00:28 | Comments (7) | TrackBack (2)
2005年06月22日
恐るべし。「愛の流刑地」
日経新聞に連載中の小説、渡辺淳一先生の「愛の流刑地」。
朝っぱらから「秘所」だの「愛撫」だの、シックスナイン描写だの…と、穏やかではない。
日本を代表する経済新聞の折り込み面にエロ小説。海外のメディアが
「日本の、セックスに対する、信じられないほどの寛容さ」
なんて見出しを付けて、喜んで取り上げそうなネタだと思うのだが、どうなんだろう?
(日経新聞は高校生あたりも読んでるんとちゃいますか? コンビニでエロ本売ってるのと一緒っす)
先日の「59番目のプロポーズ」の紹介の中で引用したら、その日からこのブログへのアクセスが急増(笑)。
解析結果を見たら、「愛の流刑地」のキーワード検索してくる人たちが沢山いるらしいことがわかった!
「愛ルケ」の愛称でツッコミを入れるサイトも人気だし、「愛の流刑地」ネタ、実はネットで大爆発してるみたい?!
しかし、そもそも、なんでまた日経新聞にエロ小説なのか?
ベースには「失楽園ブームよ、もう一度!」という思いがあるのは間違いなさそうだ。
「大人の純愛」なる、(←ちょっとどうかと思うけど…)導火線に火をつけた「失楽園」の成功があったからこそ、ここまでエロエロな企画が臆面もなく日経の朝刊に登場しているのだ。きっと裏ではすでに単行本化や映画化など、「失楽園」のときのチームが動き始めているにちがいない。
担当 「 こんな卑猥な作品を天下の日経に掲載していいのか、って投書がまたこんなに来てますよ」
デスク「 阿呆! 連載途中にやいのやいの言われるのは、『失楽園』のときも一緒だったんだよ。
最終回までに「文化」の匂いのする作品に仕上げていただければ、大丈夫なんだ。
妙な心配してねえで、渡辺先生の筆の勢いをもっともっと盛り上げて差し上げろ!」
とかなんとか(以上妄想)。
しかし、また、どうしてこのタイミングで?
答えは、この連載の前の作品、「新リア王」にあるのではないかと勘ぐってしまう。
「新リア王」は高村薫先生が執筆し、03年3月に連載開始され、04年10月31日に連載打ち切りとなった作品である。
連載開始時には「あの、『レディ ジョーカー』の…」などと日経の紙面にも大々的に告知されたが、「政治と仏教」という非常に重く、暗いテーマ。一文が10行以上にも渡る長文や、独白風の言い回しは、ほかの高村作品と比較しても、群を抜く読みにくさであった。読者の評判は相当に悪かったのではないか。
しかもフィクションでありながら、有名政治家の名前が登場するなど、「ちょっと、これ、大丈夫?」というシーンが出てくる。連載打ち切りは政治家からの圧力があったのではないかとう説があるが、おそらくその通りだろう。
しかも悪いことに、途中、挿絵画家が「アエラ」の表紙写真を無断で下絵に使ったなどの事件があった。
そのあたりから、日経新聞はこの連載を「守りきる」ことができなくなったのではないかと想像する。
デスク「だから、最初から俺は高村薫はやだっつったんだよ!」
担当 「でも、『レディ ジョーカー』のファンだって、先生に言ってたのはデスクでは??」
デスク「阿呆! お前があんなパクリの絵師ブッキングしたから俺も守りきれなくなったんだろうが。
政治部の奴らなんかカンカンだぞ。朝日の奴らに「パクリ新聞」呼ばわりされるわ、
●●先生や■■先生には「あの実名入り小説はどういうことなんだ」と怒鳴られるわ…。
そんな辛気臭い小説、いつまで垂れ流しておくつもりだ? とよ」
担当 「…って、どうしましょうか? 連載開始時にこういう構成でOK出したのはこちらですし」
デスク「打ち切りだ、打ち切り! 打ち切るしかねえだろ。
理由なんざ、いくらでも出せるだろうがよ」
担当 「ど、どうするんです? その後は?」
デスク「二度と政治の匂いのする作品は連載しない、ってことで握ってきた。
疫病神のお払いがてら、ドカーンと一発、花火みてえな連載を持ってくる!」
担当 「いや、持って来る…って、どこにそんな作品執筆してくれる先生がいるんですか?」
デスク「阿呆! 渡辺先生がいらっしゃるだろ。渡辺先生が!
『失楽園』よ、もう一度、だ!」
担当 「あ、…ああ! その手がありましたね!」
デスク「先生にこの前お会いしたとき仰ってた!
『失楽園』の倍くらい官能的な構想をお持ちなんだと」
担当 「…倍って…。あの、大丈夫っすか?
スポーツ夕刊紙のエロ小説みたいなことになりませんかね?」
デスク「阿呆! 渡辺先生の小説はエロじゃねえ。官能小説だ。
そもそも『失楽園』だって、エロだ、不倫だって騒いだのは女性週刊誌だろ。
それだって、映画ができるころには迎合してたんだからな。
読者の、働き盛りの男性たちには『生きる希望』って喜ばれるってもんだ!
元気になって、景気だって上向きになってくる!
官能小説ってのは、そういう特別な力があるんだよ」
担当 「…は、はあ」
デスク「すぐ渡辺先生に連絡して、ご承諾取って来い!
取れたらすぐ高村先生に打ち切りの件お伝えしろ!
ただし、絶対に圧力がありましたなんて言うなよ。わかってるな!
あと、挿絵画家は絶対パクリしねえ先生をブッキングしろよ!」
担当 「…は、はいっ」
…とかなんとか(以上妄想)。
かくして、連載小説「愛の流刑地」は、超法規的措置に近い形で連載に…。
だから、ますますもってエロ街道一直線なのだ。
…って、いや、全部妄想だけど(笑)
「愛ルケ」サイトなどでさんざんツッコミ入れられている「愛の流刑地」だが、爺さんビジネスマンの集まりでは相当評判がいいらしい。
「男に生きる希望を与える」コンテンツづくりと言う点では、成功というべきか。
…って、いや、全部妄想なんだった(笑)
「愛の流刑地」の話題BLOG
Posted by Johane at 05:17 | Comments (8) | TrackBack (2)
2005年05月30日
Google検索トップに?
サイトのLOGって読み込むと楽しいんです。
…って、いきなり話し出すのはあまりに説明不足で不親切ですね
f( ̄ー ̄;)
インターネットのサイトには”アクセスログ”というモノがあります。
サイト訪問した人の情報が書き出されたファイルで、いつ、どこどこのIPアドレスから、どんなキーワード検索でサイトに入ってきたか、なんて情報が残るのです。
これをログ解析ツールというモノでちゃちゃちゃっと開くと、いろんな情報が統計的にわかります。
総閲覧数や時間別アクセス数、ブラウザ情報などなど…。
オイラがいつも注目するのは「キーワード」というもの。
どんなキーワード検索からこのBLOGにやってきたかというのが分かるんス。
実は、このところずっと映画「誰も知らない」関連の検索キーワードがトップ。
「巣鴨+置き去り事件」とか。
…去年の夏に映画を見た後、感想を書いてあちこちのブログにトラックバックしたのですが、そのトラックバックを辿ってくる人が多いからなのでしょう。
ブログの凄いところは、こんな風に、ひとつの話題についての「トラックバックネットワーク」が瞬時に作られるところで、ある話題について書いた後に共感できる内容のブログにトラックバックを送ると、間もなく自分のサイトのアクセス数にフィードバックされるのがわかります。
さすがに映画話題は強いんだなあ、などと思っていたら、なんと今月、キーワード別アクセスランキングの2位に「アレクサンドル・カバネル」の名前が入ってきているではありませんか。
昨夏、憧れの「エロい」絵画として、展覧会レポートした(笑)、「ヴィーナスの誕生」を描いた作者の、巨匠の、名前です!
なんでそんなに?
と不審に思って、ググって見たら…
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
本日05/05/30現在で、「アレクサンドル・カバネル」キーワード検索のTOPなんス! このJOHANE'S "YOWNE" BLOGが。
ちなみに「アレキサンドル」と書くと、まったく違ったサイトがTOPになりますが。
→試してみよう。「アレクサンドル・カバネル」でググる
わーい!
…つか、おい!
そんなんで、ええんかい?
巨匠の絵画を「エロ」ピンナップ呼ばわりする、こんなブログがトップで。。。
アクセスログをいじると、本当、驚くほどいろんな情報が見えてきます。
たとえば、オイラのブログをわざわざ「ヨハネ+ヨワネ」で検索してくれている人がいるらしい、とか(ちょっとうれしい)、「援+交」と検索してる不届きな輩がやってきているらしいとか(しかし、何でオイラのサイトに来たんだろう??)。
IPアドレスからドメインネームも分かるので、企業固有のIPアドレスからアクセスしてる方は、バッチリ企業名もわかったりするんです。
こんなこと書くと、びっくりしてアクセスしてくれなくなるかなあ。。。
いや、インターネットってのは、そもそもがそういうシカケなんです。
Posted by Johane at 03:57 | Comments (0) | TrackBack (0)
2005年04月16日
桜の季節…展覧会キテます!
またも会社に泊まり。回数が増えてる気がします。ますますワーカホリックな気分。 気づけば今年もお花見らしいお花見しないままに散り桜。。。どうなんスか。せっかく四季のある国に生まれてきたのにぃぃ。
で、ちょいと壊れてみることにして仕事をやめてブログの改修。ほーっほっほっほ。びゅんびゅん時間を浪費! イエーイ。デザインだけはなんか春っぽくなったかも(心はどちらかというとまだ冬)。
って、おっさん、こんなんしてるうちに、誰からもお誘いの声がかからなくなんねんて。るーるーるー♪ 笑えねぇ~。
写真は娘たちと散歩したときに撮った近所の桜。
ソメイヨシノの淡い色がたまんなくいいですね。ちょいエロを感じる(笑)

ベルギー象徴派展
【会 期】
2005/4/15(金)-6/12(日)
開催期間中無休
【開館時間】
10:00~19:00
(入館は18:30まで)
毎週金・土曜日21:00まで
(入館は20:30まで)
【会 場】
Bunkamuraザ・ミュージアム
この春はステキな展覧会の情報もあって、ワクワク♪
とくにこの、「ベルギー象徴派展」はクノップフが含まれるとあって、見たいひとつ!
執拗に自分の妹をモデルにしたらしい、なんてキケンな話もあるくらいのエロさですから。一見の価値アリです!
ちょっと青池保子の漫画風な人物像もチェックなのです!(マジで似てるんだなー)
今日はこれからスタジオ撮影っすよ。あー、帰って寝たい。。
Posted by Johane at 05:37 | Comments (0) | TrackBack (0)
2004年08月29日
この夏の「ガンガン」 報告 2
こんなネタであんまり引っ張るのもどうかと思うので(笑)、東京展の会期最終日である本日のうちに書いときたいと思います、「世紀の祭典 万国博覧会の美術」でのアレクサンドル・カバネルの「ヴィーナスの誕生」レポートを!
前のエントリーで「エロい」「エロい」と、ネタっぽく書いてきたので
「一体アンタはどういう感覚で美術鑑賞してんだ?」
と不遜な奴だと思う方もいるでしょう。
8年越しの「この絵に会いたい!」という気持ちを遂げられた喜びゆえ、はしゃいでいるのだと
ご容赦頂けるとありがたいです。
"ヨハネがぁ、アレクサンドル・カバネルのぉ、「ヴィーナスの誕生」をぉ、見てきたぁ~"
「世界ウルルン」風に下條アトムのNAが聞こえちゃうくらい、
自分的にはものすごい感動的な「出会い」だったんです。
そのあたりから話しておきましょう。
カバネル作の「ヴィーナスの誕生」の存在を知ったキッカケは一冊の本。
「天使のひきだし」(視覚デザイン研究所 編: 1995)という、「天使」についてのイラスト解説本でした。
ふつう、「ヴィーナスの誕生」と言えば、ルネサンスの象徴にもなっているボティチェリの作品ですね?
(AdobeのIllustratorのイメージとしても長く使われてました。今はどうなんでしょう?)
そのイラスト本を読むまでそういうタイトルの絵画がいくつもあるなんて知らなかったし、
そもそもボティチェリの「ヴィーナスの誕生」には全く興味なかったのですが…
【参照】
■「天使のひきだし」(視覚デザイン研究所 編: 1995)
■ボティチェリ「ヴィーナスの誕生」/ テレビ東京「美の巨人たち」サイト

その本で
カバネルの「ヴィーナスの誕生」を、知ったときの衝撃ときたら…ガツーーン!
「いつかパリ旅行の時は、必ずオルセーで見るのだ!」と一瞬にして決意するくらい。
(もっとも、「すぐオルセーに行こう」ってほどじゃなかったんですが…)
ところが今回、絵のほうが日本にやってくると。しかも、上野で見られるというじゃないですか!
うっは! そりゃ、行かないわけない。
100分の1の費用で会える! と。
【参考】
「アレクサンドル カバネル」の名をgoogleで検索しても、日本語サイトでは、現状ではあんまりヒットがない。日本では、あまり興味持たれていないのかしら…? でも独特の艶っぽさと、肌の質感、とくにヲタの皆さん、キライじゃないはずなんですが。もちろん、「ヴィーナスの誕生」以外の作品も!
■カバネル作品ポスター
■googleで「アレクサンドル カバネル」検索
で、この絵の魅力、一言で言えば、やっぱり「エロさ」ということになると思うんです(笑)。
実物は横4m、縦2mくらいの巨大な絵画。
まるで「PLAY BOY」誌から抜け出たような巨大なヴィーナス!
透ける白い皮膚、豊かな乳房とくびれた腰(19世紀絵画にしてこのスタイルのよさ!)、長くて、つやつやと光る髪。無防備な(あるいは無防備を装っている)左腕、誘ってる右腕。
大きな絵の場合、近くで見ると筆跡が案外大雑把だったりすることがありますが、カバネルはきっと几帳面だったのでしょう。近くで見ても、この肌の「つるん」とした質感や透明感は変わりません。
足の指がしなっているあたりなんかも要チェックです! 相当いやらしい(ぽ)。
名画だというのに、ものすごく強烈なセクシー光線を放っていて、絵の前にじっと立ち止まって見るのがなぜか恥ずかしいんです!
これには参りました(笑)。
しかし、逆に、それほどまで圧倒してくる美しさって他にありますか?
たぶん、エッチなグラビア写真を拡大してもこんなにも艶っぽいエロさは感じられないでしょう。
部分部分に近づいて見てみると、どの部分も気品漂うストイックさと驚くばかりの技巧に満ちた絵画なのです。
ところが全体として見ると、ものすごい色香をたたえている。赤面してしまう。
展示会のガイドによれば、皇帝ナポレオン3世(ナポレオン・ボナパルトの甥)が大金を投じてこの絵を購入し、第2回パリ万博(1867年)に出品したのだとか。
ああああ、そっか! わかった。これ、「皇帝様の"萌えキャラ"」ポスターだったんだ!
絵画だからこそできる、作家による巧みな扇情演出。
ストイックとセクシーの共存、抑制と欲望の葛藤…これらの絶妙なアンビバレント。
この作品の「エロさ」の本質はアキバ系の「萌えキャラ」の設計思想と寸分変わらないじゃないですか!
これ、今回のヨハネの大発見です!
美術館からの帰り道、非常に満たされた気持ちで国立博物館「平成館」を後にしました。
先に書いた日本の工芸へのリスペクトと、「エロティシズム」に関する発見の感動とともに…(笑)。
こんな感想を得られる展覧会なんて、やっぱりちょっとないですよ。本当にオススメのエキシビションです。
あ、これから行かれる方にアドバイス。会場で販売されている目録(パンフレット)はたいへんオトク♪ 展覧会に足を運んだら迷わずご購入されることをオススメします。
Posted by Johane at 00:44 | Comments (0) | TrackBack (0)
2004年08月23日
この夏の「ガンガン」 報告1
行ってきました! 「世紀の祭典 万国博覧会の美術」!
7/26にこの夏にどうしても行きたいコンテンツとして…
7/26 「この夏のガンガン」
「万博」が好きとか、そういうコトではなく(笑)、単にアレクサンドル・カバネルの「ヴィーナスの誕生」が見たいというだけなんだけど(笑)。
この「ヴィーナス」のハンパないエロさに、文豪ゾラも「まるで甘美な娼婦のようである。たまらんです!」と言ったとか言わないとか。でも、本当にこのエロティックな感動は比類ない高みにあると思う。ふだんはパリのオルセー美術館じゃないと見られないんだから。行かないと~!
と、書いてた、アレですわ。
結論から先に言うと、カバネルのヴィーナスのエロさも相当でしたが、この展覧会全体がひじょーに刺激的で、めちゃくちゃ面白かったです! 上野くんだりまで足を運んで、1,300円(一般)払う価値のあるエキシビションであることは間違いないし、大袈裟なことを言うようですが、ここまでワクワクする展覧会も珍しいですよ。
今週日曜日まで開催しているので、東京近郊で「まだ」の方は週末に行くべし!
10/5-11/28には[大阪展]大阪市立美術館、来年1/5-3/6には[名古屋展]名古屋市博物館に巡回するそう。お近くの方は楽しみにして待つべし! です。
で、なにが面白かったかというと…
この展覧会は「19世紀に開催された万博に出展された美術品」を
<第1部>日本の美術品・工芸品
<第2部>西洋の美術品
という構成で見せているのですが(そして、お目当ての「ヴィーナス」は第2部にあったのですが)、第1部が、んもおおおお、まじっスか? な展示品ばかり。
とくに! 江戸~明治時代に作られたという日本の工芸品がものすごくいい!
当時、日本の美術&工芸美術のレベル高を自慢したくて、パリやウィーン、シカゴなど海外の万博にわざわざ出展されたモノたちですから、「いいに決ってるでしょ」なのですが、ちょこっと想像する「古美術・工芸品」の域を完全に越えていたわけです。
たとえて言うならば鉄の置物に「江戸の海洋堂さん」を発見したり、「士郎正宗」を明治時代の鉢に見つけたり…といった具合。しかも、それらの多くは陶器、漆器、石や金属の細工。おそらくは、アーティストの作品ではなく、職人さんたちの作品なのですよ。



展覧会場に入った最初は、
「うわ、日本の工芸? 渋すぎ! オイラのヴィーナスはどこよ?」
美しさを過去という時代に削ぎ落としてしまったおばちゃんたちに挟まれながら
「蒔絵っすか? 漆器ってもねぇ?」
なんて態度で足早に眺めていたのが…
「うっわ! これ、すごっ!」となり、
「わああ、キレイっすねー」となり…しまいには
「この技術って、きちんと今の日本のどこかに残っているんだろうか?(残ってるといいなあ)」
「このセンスやユーモアって、どこから来たて、誰に引き継がれているんだ?」
「えええええ、ありえな~い、この細かさ!!! この繊細さ!!!!!」
と、ひたすら感動。
久しぶりに頭をガツーンと殴られたような衝撃がありました。
「万博は文化のオリンピックなり! ニッポン万歳!」と叫びたくなりましたから。
北島の泳ぎに感動したように、野口の走りにグッときたように、
「すげえや、昔のニッポンの職人たち!」
と、ドドーンと来ます。あんたも! きっと!!!
そして、もーちろん、「ヴィーナスの誕生」
は、しっかりナマで見てきましたよ。
…なのですが、そのお話はまた今度にしますね。
あ~、エロティックってのは、本当、素晴らしい。
それではまた!
Posted by Johane at 13:51 | Comments (2) | TrackBack (2)
2004年07月25日
「驚異の大恐竜展」@幕張メッセ
日経新聞が04年の社運をかけて開催している(?笑)「驚異の大恐竜展」@幕張メッセに行ってきた。mountain mountainの山下君に招待を頂いて。彼はこのイベントのマスコットキャラクターをデザインしているのだ。
うちの娘ふたりはチケットが届いた日から「きょーりゅー、きょーりゅー」と大はしゃぎで、「楽しみにするのはいいけど、実物見たら恐くて目が開けられないとかならないか?(笑)」と心配になるくらい。とくに2歳の娘は大興奮。
「恐竜」という存在には、子供だけじゃなくて大人にも、何か特別な感動を呼び覚ます何かがある。ビルよりも巨大な生物が地上を闊歩する姿を想像する時、あるいはトカゲの王様とサイの親分みたいなのがバトルを繰り広げるのを想像する時、湧き上がってくる得体の知れないワクワク感はなんなんだろう。
オイラたちが子供だった頃に見た記憶のある特撮怪獣映画的な「恐竜博」や「恐竜展」とはまったく様変わりしていて(小学生の頃、新潟で見た「恐竜展」は、ハリボテ恐竜の目がぴかぴか光ったりしてましたよ…)、「発掘現場の再現」や「恐竜羽毛説について」、「恐竜の顎の力体験コーナー」、「化石クリーニング実演見学」(発掘現場の調査員らしい中国人おじさんが化石をいじっているのがガラス越しに見える)など、楽しみながら子供が最新の恐竜サイエンスをダイジェストできる、非常に科学的な展覧会でした。裏返すと、ちょっと刺激不足??
おかげで、2歳の娘も(最初ちょっとビビってたけど)、恐がったり泣いたりもせず、「きょーりゅーおもしろかった」と満足げ。
子供の夏休みイベントとしてはオススメでやんす。マスコットおみやげも充実してます♪ ただし、午前中は1~2時間待ちすることもあるそうなので、混雑具合をチェックしてから。会期は9月12日まで。
|
|
|
↑展覧会の目玉。27mのチュアンジエサウルス化石レプリカ |
↑恐竜の復元模型がリアルでいいカンジ |
↑山下君デザインのマスコットぬいぐるみ。かわいい |
ところで、mountain mountainの山下君は今年何冊かの絵本の出版を予定しているとか。
すでに1冊、ソニーマガジンズの新絵本ブランド「にいるぶっくす」から「あいうえおのたんじょうび」という本が出ているんだけど、単なる絵描きでなく、単なるデザイナーでなく、単なる絵本好きのお兄ちゃんではない山下君の「作品」は、海外雑貨的なかおりのする1冊。ひらがなが学べる「シカケ絵本」です幼稚園くらいの年齢が適当なのかな? 子供だけじゃなく、お母さんたちも楽しい、かわいいイラストレーションです。
…ていうか、実際、うちの娘たちはえらく好きで、とくに2歳のコの方は、夜寝る前によく読んでもらっている様子。

ちなみに「にいるぶっくす」のマークも山下君のデザイン。ちょっと絵本的・ちょっと童話アニメ的なテイストが、ほっこりさせるんです。
Posted by Johane at 11:28 | Comments (0) | TrackBack (0)